
1月下旬辺りから急にネット界隈でpuipuiいいはじめたClubhouse、音声でやりとりする双方向コミュニケーションSNS。会話した内容を記録していないというか、保存しないタイプのデータかけ流しのチャットができるSNS。
最初はなんか胡散臭そうだなと思っていたけど、いろいろな人たちのTLを見て妙に気になって、「今しかないこのビックウェイブに!」なノリで、昨日昼頃に帝都の友人にお願いしてinviteしてもらった。
登録するには、まず、iPhoneとSMSを使えるモバイル回線が必要となる。AndroidやMacやWindowsなどのパソコンからはこの記事を書いている時点では使えない。あと、今後いろいろトラブルがある可能性があるので、ご利用は計画的に。
俺氏はIIJmioで運用している格安SIMの捨て用途の予備回線で運用している。あと、住所録の番号もClubhouseアプリが参照する設定になることがあるので注意。(というか、自分が他の人をinviteするときは携帯の住所録から登録するので、抵抗ある方は留意されたい)
一番上のスクリーンショットのアプリをダウンロードして、起動してから、まず最初に自分のアカウントを予約確保。この段階で紐付けとしてSMSが使える回線番号が必要となる。おそらく、なりすましや犯罪抑止のための紐つけとしての運営側の担保なんだろうなぁと。以下のような画面になるとアカウント確保完了。

このあと、招待してもらう人に紐つけで使った電話番号とアカウント名を知らせて、招待してもらう人の住所録(電話帳登録)に入れてもらう。この際、登録する人は強制的に電話帳情報をClubhouseアプリに晒す状態となる。全部のデータを送っている形跡はなさそうだが、これらの情報が向こうに流れていたら嫌な感じだよな。余談だが、LINEやFacebookあたりはこの辺りのデータぶっこ抜こうとするきらいがあるので積極的に使いたくないところだ。

登録が終わるとこんな感じとなる。名前だが、名前表記は、ファーストネーム ラストネームの登録となるが、実際にルームで表示されるときにはファーストネームのみしか表示されない。名前は予約登録後、この記事を書いている現状では1回しか変更できない仕様なので、名前をつけるときは、実名で行う場合は苗字、名前で登録すると苗字がルームでの自分の表示名称となる。@で始まるアカウント名じゃないのがねぇ。
とりあえず、登録まではこんな感じ。
あとは運用してみた雑観をザーッと書いてみた。
使っていると昔の草の根BBSのチャットの全国版を音声でやってる感じってのが面白い。これは結構新鮮。あと、文字にしない、発言の記録やアーカイブが残らない掛け流しのゆるーい双方向コミュニケーションツール。コミュニケーション せずに会話の内容をラジオのように聞き流すだけももちろんオッケーってのができるのがいい。
ちょっと馴染みのルームを抜け、いろんな部屋をのぞいて、馴染めそうかなというのを見定めるのは、なんか気になったスナックや飲食店の扉を開く、いや、聞き耳を立てるような感じで面白い。そう、昔のラジオ番組のアヴァンティのように、常連客の会話にちょっと聞き耳を・・っというかんじ?
早速というか、国会議員や有名なインフルエンサーや微妙な話題のひとたちもいて、ご利用は計画的にって感じもしなくもない。これはこれで面白いツールが生まれたなぁという感じ。
海外のルームでは音楽が流れていたり、生演奏をしているところもあるようだ。権利関係とかで某団体が動き出しそうだが、そういうのを抜きにして、発想は面白いよね。コンテンツとしては、音声のみなので、映像は作り込まなくてもいいし、コンテンツは保存されない生放送かけ流しなので、ライブラリにならない、広告も今のところないし、おそらく今後は有料のクラブハウスルームができるんだろうなという感じ。
今は無料なので、気兼ねなく覗けるのはいいね。
これ、ラジオのサイマルとかし始めたら面白いかもね・・(権利関係度外視でね)。でも、ラジオの優位性とか将来的に脅かされる?そんな想像が膨らむ興味深いサービスかも。
まあ、乗るしかない、このビッグウェイブに!(大事?なことなので2度)
豆知識:iOS端末、複数台あれば、1つのアカウントで同時に端末台数分他のルームを同時に聴けます。