とりあえず写真だけ掲載していたけど、留萌に行ってきた。
9月18日、日曜日、前日の疲れ(稚内強行軍日帰り鉄乗りツアー)もあったり、野暮用などを解消して14時頃から徐に北上、深川に降り立つ。
深川で、乗り換えまで時間があるので、近くのパン屋と喫茶店で腹を満たして、留萌路に向かうJRに乗り込む。乗り換え案内は乗り換えの比較的時間のある案内をしていたのか、16時到着でも間に合ったようで、それまでガラガラな車内にギリギリの時間に撮鉄がモリモリ乗り込んでくる。ここはなんか撮影会ですかってくらいに振る舞う撮り鉄に早速うんざりしつつ、車窓を眺める。
この間、とうとう地元から三行半を突きつけられたJR留萌本線。ここはかつて、炭鉱と軍事要衝、海産物の輸送などで潤った地域ではあったが、沿線にあった炭鉱はことごとく閉山。平成の世に露天掘りの炭坑(吉住炭坑)も小平にあった気もするがどうなったんだろう。まあ、いずれにしても、1980年代に貨物運行はなくなり、自分が留萌に住み始めた頃に留萌港と駅を繋ぐ貨物線が撤去されてっていうことだったかな。
時を経て幌延までの羽幌線、名羽線(曙〜朱鞠内は未成線)、羽幌炭坑鉄道、天塩鉄道、留萌鉄道などの炭坑由来の私鉄はことごとく廃線となり、とうとう、2023年の3月末で留萌市から鉄道がなくなるという状況に。
まあ、貨物ももうないし、見慣れない高速道路が留萌の北側に通ったので、もう、物流や人流における鉄道ってメリットないよね。ということで廃線の選択肢を選んだわけだが。かつて住んでいた住民としても、そのころからなくても困らないよね。的なことは話していたなぁと。

















